Raspberry Piの準備
いよいよ、Raspberry Piの準備です。なお、GPIOの仮想ファイルをアクセスするには、root権限が必要です。rootユーザーでdotnetコマンドが使えるように、visudoコマンドを使ってsudo権限でのパスを変更しておきましょう。
$ sudo visudo
/etc/sudoersファイルが編集状態になるので、Defaultsのパス設定のところを以下のように変更します。これで、sudo時に実行ユーザーのパスがひきつがれます。
#Defaults secure_path="/usr/local/sbin:/usr/local/bin:/usr/sbin:/usr/bin:/sbin:/bin" Defaults env_keep +="PATH"
回路
それでは、LED、タクトスイッチ、抵抗を使って、ブレッドボード上で回路を作っていきましょう。
GPIO4番ピンにLED、15番ピンにタクトスイッチを接続します。15番ピンは、スイッチONで直接GNDに接続するようにしてもいいのですが、間違ってout設定として、GNDに直結してショートしないように、スイッチとGNDの間に適当な抵抗を接続しておきます。
実行
Windows上でビルドしたファイルがそのままRaspberry Piで実行できます。PCのローカルフォルダに作成した場合は、ビルド後にプロジェクトフォルダをRaspberry Piにコピーします。
以下のように、dotnetコマンドに、dllフィル(VirtualFile.dllが今回作成したアプリケーションのファイル)を指定すると、実行できます。
$ sudo dotnet ./source/repos/PieCore/VirtualFile/bin/Debug/netcoreapp3.0/VirtualFile.dll
最後に
今回は、仮想ファイルシステムでのGPIO制御を解説しました。次回は、WiringPiを使って、OLEDディスプレイ・モジュールを制御するアプリケーションを作成することにします。
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WINGSプロジェクト 高江 賢(タカエ ケン)
<WINGSプロジェクトについて>有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。 2026年時点での登録メンバは約50名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書、記事多数。 RSS X: @WingsPro_info(公式)、@WingsPro_info/wings(メンバーリスト) Facebook
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山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)
静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるLaravel実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数。
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