Miraieは、プログラミングを教えた経験がある人を対象に実施した、「プログラミングを教えること」に関する調査の結果を3月25日に発表した。
本記事は、EdTechZineニュースからの転載です(元記事)。
同調査は、プログラミングを教えたことがある人1043名を対象に、2月28日~29日の期間に行われた。
調査対象者のうち、プログラミングを教えることを副業としている人は52.7%だった。
「プログラミングを教える副業は稼げると思いますか?」と尋ねたところ、「まあまあ稼げると思う」(40.7%)という回答がもっとも多く、以下「あまり稼げない」(27.2%)、「稼げると思う」(25.2%)、「稼げない」(4.4%)、「お金ではなく自分のため」(2.5%)という順となった。
また、プログラミングを教えるメリットを尋ねた質問では、「自分の知識を深められる」(43.2%)という回答が最多で、「新しい技術の習得・実践ができる」(24.8%)、「副業として稼ぐことができる」(20.9%)、「人脈を広げることができる」(7.4%)がそれに続く。
プログラミングを教える際に、おもに使用しているツールとしては、「LINE」(36.1%)がもっとも多く、以下「Visual Studio Code」(26.1%)、「Chatwork」(20.4%)、「Slack」(18.4%)、「PaizaCloud」(6.0%)、「Zoomなどのビデオチャット」(5.9%)となっている。
なお、「そのツールは有料・無料どちらで教えていますか?」という質問では、「無料」が64.3%、「有料」が35.7%だった。
教わる側(生徒)と出会った場所としては、「SNS(Twitter、Facebookなど)」(39.7%)が最多で、「リアルイベント」(30.9%)、「MENTA」(11.9%)、「coconalaなどのスキルシェアサービス」(9.3%)、「CrowdWorksなどのクラウドソーシングサービス」(6.9%)がそれに続く。
実際に、Twitterでは「#プログラミング初心者」「#駆け出しエンジニア」といったようなハッシュタグをつけて、 プログラミングの勉強をしていることをアピールしている人も見受けられた。
「プログラミングを教える際に困ることは何ですか?」と尋ねた質問では、「生徒自身何がわからないのか明確でない」(28.3%)がもっとも多く、以下「専門用語がわからない生徒がいる」(22.4%)、「説明しても理解してくれない」(21.4%)、「生徒の質問自体が理解できない」(13.0%)、「自分がわからない分野を質問された」(11.5%)という順となった。
さらにプログラミングを教えるツールに欲しい機能としては、「チャット」(30.0%)が最多で、「ビデオチャット」(25.9%)、「画面共有」(25.6%)、「プログラムの実行」(24.9%)、「ボイスチャット」(19.9%)、「ソース共有」(14.8%)、「ソース共同編集機能」(8.3%)、「アノテーション」(7.4%)がそれに続いている。
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