フェアリーデバイセズは、新型コロナウイルス感染拡大の対策支援をするシステムの開発者向けに、同社の「mimi cloud API service」の音声認識・機械翻訳・音声合成APIの無償提供を拡大することを、4月9日に発表した。
「mimi cloud API service」では、音声対話システムのためのテクノロジースタック「mimi」をクラウド上で提供。今回より、「mimi cloud API service」の音声認識・機械翻訳・音声合成の各APIが、1日500回まで無償で利用可能となる。これらのサービスを利用することで、在宅勤務の支援や海外支社との共同作業などを円滑に行うシステムを迅速に開発できる。また、システム開発期間に限り、APIの使用制限は設けていない。
開発支援の対象とするシステムの例として、音声認識技術を用いた「リモートワーク」システムのほか、国際的な現場協業を可能とする「多言語コミュニケーション」支援サービスや、音声インターフェースによる「非接触型」のデジタルサイネージ、ホームロボットによるコミュニケーションサービスが挙げられる。
提供期間は7月末日までとなっており、期間終了後は現在提供している1日50回までの無料評価サービスに移行される。対象社数は100社まで(個人開発者も対象に含まれる)。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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