日本ディープラーニング協会は、G検定の合格者を対象に実施した、G検定の取得メリットや取得に向けて学習した感想などを尋ねたアンケート調査の結果を、6月16日に発表した。
同調査は、G検定の合格者1402名を対象に、6月1日~7日の期間に行われている。
調査対象者に、G検定をどんな人に勧めたいかを尋ねたところ、「すべての人に」(39.9%)がもっとも多く、以下「IT/ネット関連業界で働く人に」(21.5%)、「今後ディープラーニング/AIに携わる可能性の高い人に」(32.8%)がそれに続いた。これらの回答を合計すると、94.2%の人がG検定を誰かに勧めたいと考えていることがわかる。
G検定を取得した目的を尋ねた質問(複数回答)では、「ディープラーニング(またはAI)の知識を身につけるため」(91.9%)、「世の中のAI活用のトレンドに乗り遅れないため」(58.5%)が上位となっている。
AIがいつ必須と言われるかを予想してもらったところ、34.5%が「3年以内に」と回答した。
G検定を取得するメリットとしては(複数回答)、「知識の定着がはかどった」(62.8%)、「集中して学習できた」(56.2%)といった回答が上位を占めている。
合格後の自身の中での変化を尋ねた質問では、「ディープラーニング/AIについて、さらに学習するモチベーションになった」(79.1%)、「ディープラーニング/AIの活用を担う人材として、第一歩を踏み出せたと感じている」(64.6%)、「ディープラーニング/AIに関連する業務に自信を持って取り組めるようになった」(51.8%)といった意見が寄せられた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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