グレープシティは、業務アプリケーション開発に便利なUIコントロールを数多く収録したJavaScriptライブラリの最新版となる「Wijmo(ウィジモ) 2020J v2」を、8月19日に発売した。1年定額制のサブスクリプション方式で、最上位エディション「Wijmo Enterprise」の初回費用は、1ユーザーライセンスで税込13万2000円。
「Wijmo 2020J v2」では、新コントロールとしてパネルの折りたたみ/展開が可能な「アコーディオン」、複数行グリッドの行と列を入れ替えて表示できる「転置複数行グリッド」(「Wijmo Enterprise」のみ)が追加されたほか、QRコード、GS1-128(コンビニバーコード)など、26種類のバーコード表示に対応した。
「FlexGrid」は、タグ構造の改善によってチェックボックスやラジオボタンなどのスタイルをより簡単にカスタマイズしやすくするとともに、データ入力を簡単に行えるカスタムエディタに対応している。
ほかにも、チャートコントロール「FlexChart」のWebGLへの対応、入力コントロール「Input」への不正な値の入力時にエラーメッセージを表示して、他の要素へのフォーカス移動を禁止する機能の追加、ポップアップのドラッグ時およびリサイズ時における位置やサイズの制御、PDF作成時のパスワードや文書の制限など、セキュリティ設定への対応、Googleスプレッドシートとのデータ連結、Cloud Firestoreとのデータ連結およびリアルタイムデータ連結への対応、Angular 10、Vue.js 3.0のサポートなど、数多くの機能追加、改善が行われた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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