テストコード実行用のWebサーバ生成ツールであるKarmaは、最新版となる「Karma 6.0.0」を1月13日(現地時間)にリリースした。
「Karma 6.0.0」では、SafariとInternet Explorerでのbrowserstackテストの放棄や、ロードされていないハンドラでkarmaNavigatingをリセットしない、ナビゲート時にエラーを発生させないなど、数多くの不具合が修正されている。
また、接続、テストステータス、ping時間でのバナー更新や、処理していない拒否スタックの出力、非推奨となっていた静的メソッドの削除、ブラウザでのdart実行サポートの削除などが行われた。
重大な変更としては、サーバにおいて非推奨となっていたrequire('karma').server.start()とrequire('karma').Server.start()変数がパブリックAPIから削除されたほか、不明なオプションまたは引数がCLIに渡された場合にエラーとするよう厳密化されている。さらに、ファイルタイプdartの削除、DIトークンであるcustomFileHandlersおよびcustomScriptTypesが削除され、一部のプロジェクトにはバージョン依存のsocket.ioテストが用意された。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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