ユーザーの利用シーンの解像度を上げる
そこでまずはユーザーの利用シーンの解像度を上げることからスタートしました。実際にユーザーインタビューを行う中でこのような傾向が見えてきました。
商談は失敗できない
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ちょっとした手間、案内の難しさがお客さまの気持ちを一気に冷めさせてしまう
※コドモン足立さんのnoteにある「オンライン商談のシステムは『お客様の快適さ』によって選ぶ」という言葉はとても参考になりました。
商談は日々行われる
- 日常的に「接する」プロダクトであることを意識しなければいけない
- 人の慣れを意識しなければいけない
丁寧に先輩から教えてもらえるとは限らない
- 「bellFace使って営業してね!」と教えられるだけのケースも多く、新人に逐一ツールの使い方の説明はしない
きちんとこれらの利用シーンを前提にしたデザインコンセプトを言語化しなければいけませんでした。
たどり着いたデザインコンセプト
デザインコンセプトを決めるにあたって、次のような2つのリモコンの比較をしてみました。

ボタンが多い左のリモコンは、多機能でいろいろなことができるかもしれません。ただ普段から使うボタンはごく一部ですし、各ボタンを押すとどのような挙動を示すかを把握することは大変です。僕には4歳の娘がいますが、左のリモコンは使うことはできませんが、右のリモコンは使いこなし好きなアニメをよく見ています。

そこで、新しいデザインコンセプトを作る上で大切にしたことは「なんとなくできちゃう」ことでした。一瞬でも立ち止まる、思考が入ると途端にプロダクトは使いづらくなってしまいます。
これらを踏まえて、bellFaceのプロダクトデザインコンセプトは「無意識につかえちゃうUI」となりました。
「つかえちゃう」はまさに無意識ともつながっており、こだわった表現です(笑)。
- UIを見て(触って)、一瞬でなんとなく分かるか?
- なんとなく分かる範囲で情報は極小化できているか?
- 「あったら良いな」は実装しない、「なくては困る」を実装できているか?
- 学習コストを極小化し、慣れやすくしているか?
プロダクトデザインコンセプトはこういった具体的なチェック基準に落としていきました。
次回は、実際にbellFaceのプロダクトデザインを行っているデザイナーから、UIデザイナーとしての心得と具体的な方法について紹介させていただきます。
