Vue.jsアプリケーションのための状態管理パターンおよびライブラリの最新版となる「Vuex 4.0.0」が、2月2日(現地時間)にリリースされた。
「Vuex 4.0.0」では、互換性が重視されており、「Vuex 3」とまったく同じAPIを提供しているので、既存の「Vuex 3」で書かれたコードを修正することなく利用できる。
おもな変更点としては、新たなVue 3の初期化プロセスに合わせるべく、インストールプロセスが変更され、VuexをVueインスタンスにインストールするには、Vuexの代わりにストアインスタンスを渡す必要がある。
また、vuex.global(.prod).jsやvuex.esm-browser(.prod).js、vuex.esm-bundler.js、vuex.cjs.jsのバンドルが、Vue 3バンドルに合わせて生成されるようになった。
ほかにも、既知の問題を解決するために、Vueコンポーネント内のthis.$storeのグローバル型が削除されるとともに、createLogger関数がコアモジュールからエクスポートされるようになっている。また、「Vuex 4.0.0-rc.2」以降に含まれる複数のバグが修正されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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