オープンソースプロジェクトおよびビジネスユースを含む、ソフトウェアの開発プラットフォームを提供するGitHubはGitHub Mobileに複数の新たな機能を追加したことを3月30日(米国時間)に発表した。
GitHub Mobileは、外出先でも開発者が必要な作業を完了させることが可能なアプリ。今回発表された最新バージョンでは、ユーザーからの声に応え、各種通知の管理をこれまで以上に簡潔にできる機能を数多くリリースしているほか、アプリ上でネイティブにリリースを確認できるようになった。
通知機能は、従来の直接メンションされた場合に加え、Pull Requestのレビューをリクエストされた場合やタスクをアサインされた場合、保護されている環境のデプロイメントの承認をリクエストされた場合でもプッシュ通知の受信が可能となった。一方、チームメンションやチームレビューリクエストは除外されるため、大量の通知が届くことはない。この機能は設定画面から確認でき、重要な事項について優先順位を付けることもできる。
また、オンオフの切り替えがスムーズに行えるよう、Working Hours(勤務時間)というプッシュ通知の時間管理機能も導入した。業務時間後にサイドプロジェクトに取り組む時間を設ける場合や、業務時間外に業務に関することを確認しないようにする場合など、この機能によって通知を一時停止する時間帯を指定できる。こちらも設定画面からアクセスできる。
リポジトリに関してもモバイルでWatch設定をカスタマイズできるようになった。ブラウザと同様、受信ボックスで通知を受信したいアクションのサブセットのみを選ぶことができる。リポジトリのWatchボタンをタップするだけで、設定のカスタマイズが可能。
リリースに関しては、ダウンロードも可能となった。リポジトリビューにアクセスして、最新リリースの確認もできる。
これらの機能はiOSに続き、近日中にAndroidでも利用可能となる予定。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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