米Amazon Web Servicesは、Infrastructure as Codeによってクラウドプロビジョニングの高速化を実現するサービス「AWS CloudFormation」における、コンプライアンスチェックの最新版「AWS CloudFormation Guard 2.0」の一般提供を、5月17日(現地時間)に開始した。
AWS CloudFormation Guardはオープンソースであり、コマンドラインインターフェースを通じてポリシールールを記述し、それらのルールに対して構造化された階層JSONデータと、YAMLデータを検証するためのシンプルなドメイン固有言語(DSL)を提供する。
ルールには、セキュリティ、コンプライアンスなどに関する企業のポリシーガイドラインを記述可能で、構造化された階層データには、クラウドインフラストラクチャをコードで記述できる。
今回、一般提供が開始された「AWS CloudFormation Guard 2.0」では、DSLが強化されルールの作成エクスペリエンスがシンプルで明確になった。また、名前付きルール機能を使用した際に、別のルールセットから参照可能なルールセットを作成できるなど、高度なルールの作成にも対応している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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