テックフィードは、同社が運営するITエンジニア向け情報サービス「TechFeed」において、海外のテック情報を読むのに特化した機能を多数搭載し、大幅にリニューアルしたことを6月24日に発表した。
本リニューアルが実施された背景には、日本で読まれていない良質な海外情報が多くあると同社の調査で判明したためである。同社の調査によると、日本のエンジニア/ビジネスパーソンにとって読む価値がある英語記事のうち、日本で紹介されていた記事は2.7%(111件中3件)であり、良質な英語記事の約97%は日本でほぼ知られていないことが分かった。
その他の調査では、「英語のほうが読みごたえのある読み物が多い」(英語: 56%、日本語31%)ことや、「日本人は英語記事をほとんど読まない」(英語記事のクリック率は日本語記事の1/5に留まる)という結果になった。
本リニューアルは、こういった状況を改善し、日本のエンジニアが良質な海外記事に触れる機会を増やすことを目的としている。今回、搭載された新機能は以下の通り。
- 海外情報専用ビュー:日本語情報と海外情報が分けて表示される。
- タイトルの自動翻訳:ほぼすべての英語記事のタイトルが翻訳された状態で表示される(Google翻訳 APIを使用)。また、1クリックで元の英語タイトルを表示することも可能。
- 記事本文も翻訳で読める:英語記事のタイトルをクリックすると、原文を読むか翻訳で読むかを選択することが可能。
これら3つの機能により、「海外情報を得る/読みたい記事を探す/読む」のすべてがサポートされ、海外情報へのアクセスが容易になる。また、本リニューアルを機に「TechFeed Pro」は「TechFeed」とサービス名が変更された。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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