米Googleは、Googleトレンドの新たな公開データセットのプレビュー提供を、6月29日(現地時間)に開始した。Googleが所有する検索データをGoogle Cloudデータセットに取り込んで、BigQueryまたは任意のビジネスインテリジェンスツールによる分析が可能になる。
Googleトレンドデータへのアクセスは、GoogleトレンドのWebサイトに限定されており、追加の分析的洞察を引き出すためのダッシュボードデータのエクスポートには手動処理が必要だが、今回の公開データセット提供によってBigQueryと直接やり取りできるようになり、データセットへのアクセスが合理化された。
今回、プレビュー提供されるBigQueryデータセットは、Analytics Hubにて近日中に利用可能で、アメリカ中から都市レベルに至るまでGoogle検索全体で特定のトピックまたは検索用語への関心を測定できる。
Googleトレンドのデータセットに保存されている上位、および上昇中の用語の場合、BigQueryの無料利用枠を通じてクエリで月間最大1TB、ストレージで月間最大10GBを取得可能で、これを超えるSQLクエリには通常のBigQuery料金が適用される。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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