レバテックが運営するITエンジニア専門転職エージェント「レバテックキャリア」は、現在ITエンジニアとして働く538名を対象に実施した、コロナ禍におけるリモートワークや副業の有無などの働き方に関するアンケートの調査結果を、7月26日に発表した。
同アンケートは、6月11日~6月14日の期間に実施され、538名より有効回答を得ている。
調査の結果、67.8%のエンジニアが、現在リモートワークをしていることが明らかになった。そのうち、「新型コロナウイルス感染症拡大後にリモートワークが導入された」エンジニアは77.0%となる。新型コロナウイルス感染症拡大の影響が、エンジニアの働き方に大きく変化を与えていることが伺える。
また、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、仕事選びで重要視する点が変わった人の中で最も多かったのは「勤務地(54.9%)」となり、次いで「フルリモート可能(53.7%)」「勤務時間(53.7%)」だった。
リモートワークを行ったことによる生産性の変化については、「変化なし(59.8%)」が多数となった。また、「下がった(25.6%)」が「上がった(14.6%)」を上回ったことで、リモートワークが生産性向上にはつながりにくいことが見受けられる。
リモートワークで業務を行うにあたり、困ったことで最も多かったのは、「社内の人とコミュニケーションが取りにくくなった(48.2%)」で、その次に「仕事とプライベートの切り分けができない(27.4%)」「社外の人とコミュニケーションが取りにくくなった(19.2%)」と続き、コミュニケーションの問題が多く見られる結果となった。
現在副業を行っているエンジニアは6.1%と少数だったのに対して「現在副業をしていないが、今後したい」という回答が41.1%となり、約4割のエンジニアが副業を希望しているものの、実際に副業するにいたってはいないことが明らかになった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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