米Mozillaは、Webブラウザ「Firefox 91.0」のリリースチャネルユーザーへの提供を、8月10日(現地時間)に開始した。
「Firefox 91.0」では、Total Cookie Protectionに基づき、Cookieをクリアするためのより包括的なロジックを追加することによって、隠されたデータの漏洩を防ぎ、ユーザーがローカル情報を保存しているWebサイトをより簡単に把握できるようになっている。
また、Windowsシングルサインオンを使用したMicrosoft/職場/学校のアカウントへのログインを新たにサポートするとともに、印刷時にページを簡略化する機能が復活した。
さらに、プライベートブラウジングウィンドウは、Webサイトへのすべての接続を安全にしようとし、Webサイトがサポートしていない場合にのみ安全でない接続にフォールバックするようになったほか、スコットランド語(sco)ロケールの追加、プライベートブラウジングウィンドウにおけるアドレスバーでのタブへの切替の提供、macOSにおいて「コントラストを上げる」がチェックされている場合の、ハイコントラストモードの自動有効化、ほぼすべてのユーザーインタラクションに対するキャッチアップペイントの実行による、ユーザーインタラクションへの応答時間の10~20%改善などが行われている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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