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HashiCorp、Consulサービスメッシュで実行されているアプリケーションにトラフィックをルーティングする「Consul API Gateway」を発表

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 米HashiCorpは、HashiCorp Consulサービスメッシュで実行されているアプリケーションに、トラフィックをインテリジェントにルーティングするための専用の入力ソリューション「Consul API Gateway」を、同社が開催しているイベント「HashiConf Global 2021」にて、10月20日(現地時間)に発表した。

 Consul API Gatewayは、外部クライアントからサービスメッシュへのインバウンドリクエストを処理するための、単一のコントロールプレーンを提供する。

 同社は、メッシュベースのアプリケーションへのインバウンドリクエストを検出して、それらのクライアントに信頼できる機関からの検証可能な証明書を提示し、リクエストを満たすために必要となる安全な接続を促進する機能の提供を目的としている。

 現時点では、Consul API GatewayはKubernetes環境のみをサポートしているが、最終的にはConsulサービスメッシュが実行されているすべての場所への対応を目指しており、制御されたエントリポイントの提供によって、内部クライアントと外部クライアント間の接続タイプを指定できるようになり、クライアントとメッシュサービス間のHTTP、HTTPS、TCP、TCP+TLS接続の作成が可能になる。

 さらに、メッシュベースのサービスへの接続要求フローを指示し、サービスメッシュ内に存在する管理ポリシーに合わせてトラフィックをルーティングする機能も用意しており、南北・東西の両方のトラフィックを維持する方法に一貫性を持たせ、これらの接続を管理するための単一のワークフローを確立できる。

 ほかにも、URL、ホスト名、ヘッダ値といった主要なメタデータの検出が可能で、これらのリクエストをルーティングするサービスメッシュアプ​​リケーションの、ルールを構成できるようになっている。

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https://codezine.jp/article/detail/15071 2021/10/22 09:00

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