米HashiCorpは、Microsoftとの協業を強化し、同社の「Boundary」とMicrosoftの「Azure Active Directory(Azure AD)」を使い、ゼロトラスト・セキュリティ・フレームワークの一部として、場所を問わず、簡単かつセキュアにサービス、アプリケーション、ホストに対するアクセスを可能とするソリューションを提供することを、現地時間10月19日に発表した。
Boundaryはクラウドから、ローカルのデータセンター、低信頼性ネットワークまで、信頼できるIDを活用して基盤のネットワークをさらすことなく、アプリケーションや重要なシステムへのアクセスを保護できるリモートアクセスソリューション。
今回の協業強化により、同製品とMicrosoftのエンタープライズIDプラットフォームであるAzure ADを連携させることで、アプリケーションや重要なシステムへのアクセスをセキュアかつシンプルに実現することができる。これにより、組織の信頼できるIDに基づいて認証ポリシーを細かく定義することが可能になる。両社はBoundaryとAzure ADを緊密に統合し、Azure ID、ターゲット、ロール、権限のBoundary環境へのシームレスかつ自動化された連携を実現する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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