Linux Professional Institute(以下、LPI)は、Linux認定試験の最高レベルであるLPIC-3について、すべて3.0にバージョンアップを行うことを10月27日に発表した。
LPI認定の試験範囲は、現在オープンソースの専門家が必要とするスキルを反映するように、定期的に更新されている。
今回は「LPIC-3 300 混在環境」及び、「303 セキュリティ」は、新旧のコマンドの入れ替え、関連するアプリケーションの入れ替えが行われた。また、「LPIC-3 304 仮想環境と高可用性(HA)」は、今回のバージョンアップで廃止され、新たに「LPIC-3 305 仮想環境とコンテナ」と「LPIC-3 306 高可用性(HA)とストレージ」に分割される。これらの試験範囲は、LPIのwikiページで確認できる。
日本語版のリリーススケジュールとしては「300 混在環境」がすでに10月25日にリリースされており、そのほかでは「303 セキュリティ」が2021年12月、「305 仮想環境とコンテナ」が2022年1月、「306 高可用性(HA)とストレージ」が同年2月のリリースをそれぞれ予定している。
受験価格は1万5000円で、ピアソンVUEテストセンターおよびオンラインで受験することができる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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