米GoogleのAndroid開発チームは、ExoPlayerを含むメディア再生のサポートライブラリ集である「Jetpack Media3」の最初のアルファ版を、10月27日(現地時間)にリリースした。
「Jetpack Media3」には、メディア再生に関連するライブラリとして、ExoPlayerが提供するビデオとオーディオを再生するためのオブジェクトであるmedia3-exoplayer、メディア再生コントロール、コンテンツ、およびメタデータを表示するためのビューであるmedia3-ui、メディアセッションを作成および操作するためのオブジェクトであるmedia3-sessionが含まれている。
また、「Jetpack Media3」の共通Playerインターフェースとして機能するよう、ExoPlayerのインターフェースが更新、拡張、合理化され、コンポーネントを接続する必要がなくなるためコードが少なくなり、アプリアーキテクチャがシンプルになり、メディアセッションでの作業が容易になった。
アプリが、コンテンツライブラリをAndroid Autoなど、他のアプリに公開する必要がある場合は、MediaCompatのMediaBrowserServiceではなく、MediaLibraryServiceを用いる必要がある。
さらに、Player APIやメディアセッションクラスなど、一般的に使用されるオブジェクトのいくつかが安定版に移行している。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です