米Microsoftは、オープンソースのWebアプリケーションフレームワークであるASP.NET Coreの最新版となる「ASP.NET Core for .NET 6」を、.NET 6とともに11月8日(現地時間)にリリースしている。
ASP.NET Core for .NET 6では、アプリケーションを再構築して再起動することなく、Razor、C#、CSSソースファイルへの変更を実行中のアプリケーションに適用できるようになった。
さらに、最新のC#機能と簡素化されたホスティングモデルを使用した、数行のコードでのアプリケーション作成が可能になったほか、バッファリングを必要としないサーバからのデータの非同期ストリーミング、コントローラ/ページモデル/ビューコンポーネントにおけるIAsyncDisposableや、Bootstrap 5.1をサポートしている。
ほかにも、すべてのASP.NET CoreテンプレートでC#のnull状態分析がデフォルトで有効になり、.cshtml.cssファイルを使用したCSSスタイルの特定ページまたはビューへのスコープ、Blazor WebAssemblyアプリケーションのAhead-of-time(AOT)コンパイルおよびランタイム再リンクとネイティブ依存関係のサポートなど、さまざまな機能追加・改善が行われた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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