米Cloudflareは、Minecraft、リモートデスクトッププロトコル、SFTPなどの一般的なプロトコルを含むTCPアプリケーションの遅延、パケットロスを減らし、接続を改善する「Argo for Spectrum」の一般提供を、11月23日(現地時間)に開始した。
Argo for Spectrumは、Cloudflareが行っている、ほぼリアルタイムで把握しているネットワークの混雑や低速化、パケットのドロップといったデータを使用して、通常のルーティングよりも高速にパケットを送信できるルートをプロビジョニングする機能をTCPアプリケーションに拡張する。
同社が、パフォーマンス監視サービス「Catchpoint」を使用し、オランダのファイルサーバをオリジンとして行ったテストによれば、場所によるものの転送が最大108%、平均で85%増加した。
Argo for Spectrumでは、SFTP、git(SSH経由)、RDP、SMTPといった一般的に使用されるプロトコルとともに、RTMPやMinecraftといったメディアストリーミングおよびゲームプロトコルを含む、TCPベースのプロトコルをサポートしている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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