Argo for Spectrumは、Cloudflareが行っている、ほぼリアルタイムで把握しているネットワークの混雑や低速化、パケットのドロップといったデータを使用して、通常のルーティングよりも高速にパケットを送信できるルートをプロビジョニングする機能をTCPアプリケーションに拡張する。
同社が、パフォーマンス監視サービス「Catchpoint」を使用し、オランダのファイルサーバをオリジンとして行ったテストによれば、場所によるものの転送が最大108%、平均で85%増加した。
Argo for Spectrumでは、SFTP、git(SSH経由)、RDP、SMTPといった一般的に使用されるプロトコルとともに、RTMPやMinecraftといったメディアストリーミングおよびゲームプロトコルを含む、TCPベースのプロトコルをサポートしている。