米GitHubは、GitHub Actionsにおける新たなワークフロー作成時のエクスペリエンスを改善したことを、12月17日(現地時間)に発表した。
今回の変更によって、リポジトリの「Actions」タブでアクションワークフローを作成する場合、リポジトリコンテンツの分析に基づいてワークフローが推奨される。また、独自の要件に一致する適切なワークフローを見つけるのに役立つ、検索とフィルタが追加された。
ワークフローの推奨は、プログラミング言語、ビルドツール、フレームワーク、パッケージマネージャといった要素を検出するリポジトリ分析に基づいており、リポジトリにコンテナ化されたNode.jsアプリケーションが含まれているような場合には、リポジトリ分析においてコンテナとノードに関連するワークフローの両方が優先的に表示される。
また、推奨がデプロイメントカテゴリに拡張され、リポジトリにDockerfileが含まれている場合はこれらのコンテナをビルドし、コンテナ互換のクラウドサービスにデプロイするワークフローを提案する。この変更によって、クラウドパートナーは各サービスのワークフロー提供が可能になり、リポジトリコードで使用されている言語とフレームワークに基づいてエンドユーザーに適切なワークフローを推奨できる。
さらに、カテゴリでフィルタリングする機能に加えて、アクションワークフローのカタログに検索機能が追加され、要件に一致する適切なワークフローをすばやく見つけられるようになった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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