チェコのJetBrainsは、JavaロギングライブラリApache Log4j 2におけるリモートコードが実行可能な脆弱性(CVE-2021-44228)の発見を受けて、JetBrains Marketplaceにて配布されているサードパーティのプラグインをチェックしていることを、12月22日(現地時間)に発表した。
同マーケットプレイスには、IntelliJベースのプラグインが多数存在するため、まずはAPI Watcherを使用してApache Log4jに由来するライブラリを使用しているプラグインとそのバージョンを確認し、当該のライブラリ使用が検出されたすべてのプラグインバージョンについて、一時的に非表示としている。
このようなチェック方法では、誤検知が発生する可能性もあるが、今回の選択はチェック漏れを防ぐことをより重視するとともに、プラグイン開発者への注意喚起の意味もあるという。
同社は引き続き、自社製プラグインおよびサードパーティ製プラグインのスキャンを行うとともに、Apache Log4j 2の脆弱性による影響を軽減するために必要な、全てのアクションを行っていくとしている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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