Linux/macOS/BSDといったPOSIX準拠のOSにおいて、Windowsアプリケーションの実行を可能にする互換性レイヤであるWINEの開発チームはの開発チームは、最新安定版となる「Wine 7.0」を1月18日(現地時間)にリリースしている。
「Wine 7.0」では、いくつかの例外を除いて、ほぼすべてのモジュールがPE形式で構築された。なお、残りのモジュールも、7.0以降でのPE形式への変更を目指している。
さらに、よりモダンな外観のテーマがバンドルされるようになったほか、HIDスタックおよびジョイスティックのサポートを大幅に改善した。
ほかにも、新たに64ビットのWindows-on-Windows(WoW64)アーキテクチャが実装され、64ビットのUNIX系OSにおいて、32ビットのWindowsアプリケーション実行がサポートされるなど、数多くの機能追加・改善が行われている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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