「Wine 7.0」では、いくつかの例外を除いて、ほぼすべてのモジュールがPE形式で構築された。なお、残りのモジュールも、7.0以降でのPE形式への変更を目指している。
さらに、よりモダンな外観のテーマがバンドルされるようになったほか、HIDスタックおよびジョイスティックのサポートを大幅に改善した。
ほかにも、新たに64ビットのWindows-on-Windows(WoW64)アーキテクチャが実装され、64ビットのUNIX系OSにおいて、32ビットのWindowsアプリケーション実行がサポートされるなど、数多くの機能追加・改善が行われている。