AZAPAエンジニアリングは、組み込み系エンジニア・制御エンジニアの為の学習Webアプリ「Human Resources Support Program(以下、HRSP)」の提供を2月7日より開始した。
近年、自動車業界では時代を追うごとに多様化する市場のニーズに応えるため、組み込みソフトウェアを中心にさまざまなシステムが大規模化・複雑化している。これにより、システムを構築する制御や制御対象をモデル化しシミュレーションすることで、検証を行いながら設計を進められる開発手法「モデルベース開発(以下、MBD)」の導入が各企業で進み、開発現場で主流となりつつある。
しかし、MBDの導入を推し進めるにあたって、多くの企業が人手不足と人材育成の課題を抱えている。その課題を解消すべく、同社はこれまでMBDを先駆的に導入してきた実績と知見を活かし、組み込み系エンジニア・制御エンジニアの育成に貢献する学習Webアプリ「HRSP」を開発した。
MBDに必要とされる数学や物理、MATLAB/Simulink、C言語などの基礎的な知識から、電子回路や制御工学、自動車工学など自動車開発に特化した分野まで幅広く学べるよう豊富な学習コンテンツが用意されている。これらのコンテンツは、項目ごとに動画・テキスト・確認テストの3つで構成されており、学習後に理解度の確認ができるようになっている。
価格は、1IDあたり8万円(税別)/年のサブスクリプション制となっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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