米OracleのMySQL開発チームは、「MySQL 8.0.29」においてKubernetes用のMySQL Operatorが一般提供に到達したことを、5月12日(現地時間)に発表した。
Kubernetes用のMySQL Operatorは、Kubernetesクラスタ内のMySQL InnoDBクラスタのライフサイクルをサポートし、TLS証明書の管理とレプリケーションのセットアップを含む、MySQLサーバとMySQL Routerのインスタンスのデプロイを簡素化して、それらの継続的な管理とバックアップに至るまでをサポートする。
MySQL Operatorをデプロイすると、Kubernetesクラスタ内で実行され、目的の状態または現実への変更を監視し、目的のKubernetesプリンシパルを構成することで、それらをまとめる。Kubernetesプラットフォームを最大限活用するため、KubernetesのStatefulSet、Deployments、Jobs、および関連するプリミティブに依存し、オペレータはデフォルトでTLS通信を使用し、TLS証明書の使用を奨励してコンテナの機能を制限することによって、セキュリティを確保する。
なお、Kubernetes用MySQL Operatorは、MySQL Enterprise Edition、およびMySQL Community Editionの一部として提供されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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