New Relicは、あらゆるエンジニアがシステムの稼働時間と信頼性を維持・向上すべく、SREにおけるベストプラクティスの運用を可能にする「Service Level Management」(SLM)の提供を、5月17日に開始した。現在、「New Relic One」を利用しているユーザーなら、追加のコストやライセンスなしで、ただちに「SLM」を使用できる。
「SLM」を使用することで、ワンクリックでSLI(Service Level Indicator:サービスレベル指標)を作成して、SLO(Service Level Objective:サービスレベル目標)の設定に必要なパフォーマンスと信頼性のベースラインを自動で決定することが可能になる。履歴データを利用した推奨事項を使用してベンチマークを確立でき、SLIとSLOのカスタマイズおよび構成に対応している。
さらに、SLI/SLOとSLOに連動するエラーバジェットを統一された明快なダッシュボードで監視し、アラートする機能を備えており、これらの測定値を顧客向けのSLA(Service Level Agreement)に結び付けることによって、コンプライアンスの確保を実現する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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