みらいワークス、エンジニアなど業務委託人材に関する実態調査の結果を発表

　みらいワークスは、業務委託で仕事をしている人を対象に実施した、業務委託人材に関する実態調査の結果を6月20日に発表した。

　同調査は、業務委託で「エンジニア」「PM／システム企画開発」「事業企画・事業開発」「マーケティング」「営業」「Webディレクター」「人事」「広報・IR」「コンサルティング」「財務・経理」「法務」「総務」「経営企画」「専門職」を行っており、時給単価が4000円以上の人104名に対して、5月24日～25日の期間に行われている。

　調査対象者に、業務委託で働く上で、強みとなっている能力・スキルを尋ねたところ（複数回答）、「専門知識」（62.5％）がもっとも多く、「豊富な実務経験」（57.7％）、「実務推進力」（43.3％）がそれに続いた。

　業務委託で働く上で、強みとなっている能力・スキルを、自由に答えてもらった質問では、「フレームワーク（論点整理）」「課題解決能力」といった回答が寄せられている。

　業務委託として働く前から、強みとなる能力・スキルはあったと思うかを尋ねたところ、「かなりそう思う」が32.0％、「ややそう思う」が50.0％となった。

　業務委託として働く前から、強みとなる能力・スキルがあったかについて、「あまりそう思わない」「まったくそう思わない」と答えた人に、自身の強みを身につける上で重要だったと思う要素を尋ねた質問（複数回答）では、「実務、現場経験」（62.5％）が最多となり、以下「独学（書籍、動画、ニュース、知人からの情報収集など）」（37.5％）、「業務委託で働く方とのコネクション」（31.2％）が続いている。

　業務委託として働く前から、強みとなる能力・スキルがあったかについて、「かなりそう思う」「ややそう思う」と答えた人に、前職のどのような経験が強みとなったかを自由に答えてもらったところ、「専門知識を生かした提案」「要件定義を行う上でのコミュニケーション力」といった回答が寄せられた。

　同じく、業務委託として働く前から、強みとなる能力・スキルがあったかについて、「かなりそう思う」「ややそう思う」と答えた人に、前職は将来的な業務委託としての働き方を想定した上での入社だったかを尋ねた質問では、「はい」が52.4％、「いいえ」が47.6％となっている。

　業務委託としての働き方に踏み切った理由を尋ねたところ（複数回答）、「生活のために所得をあげたいから」（50.0％）、「場所に制約を受けず自分の力を試したいと思ったから」（49.0％）、「時間に制約を受けず自分の力を試したいと思ったから」（49.0％）が上位を占めた。

　業務委託を志したその他のきっかけを、自由に答えてもらった質問では、「趣味が旅行だったので、趣味と収入のバランスを取りたかった」「周囲との価値観の違い」といった回答が寄せられている。