Linuxディストリビューションの1つ「openSUSE 10.3 Beta 1」がリリースされた。
Linuxディストリビューション「openSUSE 10.3 Beta 1」が9日リリースされた。openSUSEのWebサイトから無償でイメージファイルをダウンロードできる。
openSUSEは有償のLinuxディストリビューション「SUSE Linux」のコミュニティ向けバージョン。一般にプロジェクトを解放し、openSUSEでの成果をSUSE Linuxに取り込むという形をとっている。
openSUSEはデスクトップ環境としてKDEとGNOME両方を選ぶことができるが、今回は製品の一部に最新版のKDE 4.0を導入。その内容を確かめることが可能だという。今後もopneSUSEのリポジトリを通じて、最新版KDEのスナップショットをリリースし続けていく。Linuxカーネルは2.6.22.1、コンパイラはgcc 4.2.1、パッケージ管理はlibzypp 3.12.1、GNOMEは2.19.6を搭載している。
製品はワンクリックインストーラとして提供されており、KDEインストーラCDやGNOMEインストーラCDなど、さまざまなバリエーションがCD・DVD用イメージで公開されている。次回は8月23日にBeta 2のリリースが予定されている。
openSUSE News:Announcing openSUSE 10.3 Beta 1
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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