グレープシティは、Webシステムに帳票機能を組み込むための帳票開発用JavaScriptライブラリ「ActiveReportsJS」の最新バージョンとなる「ActiveReportsJS V3.1J」を、8月31日にリリースする。1年定額制のサブスクリプション方式で、税込の初期費用は、1開発ライセンスが165000円、1配布ライセンス(1ドメイン)が660000円。2年目以降のリニューアル(更新)ライセンスは、どちらも税込165000円。
「ActiveReportsJS V3.1J」では、新たにWeb Workerを使用してレポートの生成処理をバックグラウンドで並列処理できるようになり、数万件の大量データを処理する場合でもビューワのUIがフリーズすることなく表示可能となっている。
また、Tablixが複数ページにまたがって出力される際の改ページ方向を、横方向または縦方向のどちらを先に実施するかを選べるようになったほか、軸ラベルの縦書きでの表示やマーカーサイズのカスタマイズ、Y軸位置のカスタマイズ、折れ線グラフのX軸/Y軸の入れ替え、ファイナンシャルチャート/ガントチャートの条件付き書式の強化、参照線、参照帯、傾向線の追加に対応した。
ほかにも、デザイナにおけるレイヤの一覧表示に対応し、一覧のアイコンから各レイヤに配置されたコントロールの表示/非表示、サイズや位置の変更可否を一括で変更できるようになっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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