米Appleは、オープンソースのHTMLレンダリングエンジン「WebKit」のソースコード管理ツールをSubversionからGitHubに切り替えたと8月31日(現地時間)に明らかにした。
切り替えの理由として、Gitが採用するAuthor(コードの作者)とCommiter(コミット担当)の役割分担が、WebKitのような巨大なソフトウェアのコードを管理する上で都合が良いという点を挙げている。また、GitHubが主にWeb関連開発者を中心に世界中に多くの利用者を抱えていることも切り替えの理由の一つとして挙げている。世界中の開発者の協力を得やすく、数多くのフィードバックも受けられると考えてのことだろう。
AppleはGitHubへの移行に合わせて、さらに多数の開発者がWebKitの開発に参加することを期待している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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