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Apple、統合開発環境「Xcode 14」の提供を開始、マルチプラットフォーム開発がさらに容易に

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 米Appleは、macOSで動作する統合開発環境「Xcode」の最新版となる「Xcode 14」の提供を9月12日(現地時間)に始めた。

 「Xcode 14」には、iOS 16、iPadOS 16、tvOS 16、watchOS 9、macOS Monterey 12.3の開発者キット(SDK)を収録している。また、iOS 11以降、tvOS 11以降、watchOS 4以降のオンデバイスデバッグに対応している。Xcode 14は、macOS Monterey 12.5以降で動作する。

 「Xcode 14」では、マルチプラットフォーム開発がさらに容易になった。ターゲットを1種類に決めても、複数の種類のプラットフォームを対象とした開発ができるようになっている。そして、iPadOSに向けたDriverKitを利用したデバイスドライバの開発が可能になった。また、WatchKitアプリとWatchKit Extensionアプリを統合した新しいテンプレートを導入している。

 Apple Clangコンパイラでは、C++プロジェクトを作成するときに標準でC++20に対応するようになった。また、watchOSとtvOSのアプリでビットコードが必要なくなり、App Storeもビットコード付きの申し込みを受け付けなくなった。

 ほかにも、アプリケーションのアイコンのサイズを1024×1024ピクセルに統一し、ターゲットごとに大きさを自動的に変更してくれるようになった。また、複数のターゲットを持つアプリケーションをビルドするときに、ターゲットが異なるビルドを並列で生成するようになるなど、多数の機能追加や修正が加わっている。

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https://codezine.jp/article/detail/16533 2022/09/14 18:00

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