米Googleは、テレビ用OS「Android TV」の新版「Android 13 TV」を公開した。開発専用端末「ADT-3」か、仮想環境「Android TVエミュレーター」で動作する。
「Android 13 TV」では、オーディオやHDMI、キーボードに関連する新機能がいくつか加わっている。まず、「AudioManager」APIを使うときに、利用可能なオーディオ機器がどのようなオーディオ属性に対応しているのかを開発者が予想し、再生を始める前に最適な設定に変えることが可能になった。
対応しているHDMI機器については、初期設定の解像度とリフレッシュ・レートをユーザーが設定できるようになった。さらに、節電などHDMIの状態の変化は「MediaSession」クラスで処理するようになった。
そして、「InputDevice」クラスの「getKeyCodeForKeyLocation」メソッドを使って、通常とはレイアウト設定が異なるキーボードからの入力を受け付けることができるようになった。Googleは、このメソッドはゲーム開発者の役に立つとしている。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です