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PostgreSQLを基にOracle Databaseとの互換性を持たせた「IvorySQL 2.1」が公開

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 中国HighGo Softwareを中心とする開発者グループは、リレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)「IvorySQL」の新版である「バージョン2.1」を12月14日(現地時間)に公開した。IvorySQLはApache License 2.0で公開しているオープンソース・ソフトウェア。

 IvorySQLは、PostgreSQLのコードを基に、Oracle Databaseとの互換性を持たせたRDBMSだ。設定の切り替えによって、Oracle DatabaseとPostgreSQLのどちらとの互換性を持たせるかを選べる。Oracle Databaseとの互換性は、オープンソースのモジュール「orafce」を付け加えることで確保している。orafceは、Oracle Database 10gとの互換性があるという。orafceはBSDライセンスで公開している。

 IvorySQLのバージョン2.1では、基とするPostgreSQLのコードをバージョン14.5から、バージョン15.1に変えた。また、「Global Unique Index」という新機能を追加した。この機能はOracle Database互換設定のときでも、PostgreSQL互換設定の時でも利用できる。

 Global Unique Indexは、パーティションで分割した大きなテーブルで使用できるインデックスで、別々のパーティションに分かれていても、一意であることを保証するインデックスだ。IvorySQLは、Linux、macOS、各種商用UNIX、Windowsでビルドできるとしている。

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https://codezine.jp/article/detail/17072 2022/12/20 09:00

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