SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

CodeZineニュース

Rustで書かれたゲームエンジン「Fyrox 0.29」がリリース

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 Rustで書かれ、ネイティブエディタによって少ない労力での2Dおよび3Dゲームの作成を可能にするゲームエンジンFyroxの開発チームは、最新バージョンとなる「Fyrox 0.29」をリリースしている。

 「Fyrox 0.29」では、これまでは別々のコンテナに存在していたアニメーションとアニメーションブレンディングステートマシン(ABSM)が、それぞれのシーンノードに格納されるようになり、アニメーションのコンテナであるAnimationPlayerと、複数のアニメーションを1つにブレンドするために使用されるステートマシンのコンテナAnimationBlendingStateMachineの、2つのノードが用意されるようになった。

 あわせて、従来はシーンノードの位置、回転、スケールのみのアニメーションが可能だったが、「Fyrox 0.29」ではリフレクションベースで、ほぼすべての数値プロパティをアニメーション化できるようになっている。

 さらに、あらゆる種類のシーンノードとスクリプトで、任意の数値プロパティをアニメーション化することが可能なアニメーションエディタが用意されるとともに、複数のアニメーションを1つにブレンドできるアニメーションブレンディングマシンエディタが大幅に作り直された。また、アニメーションブレンディングステートマシンは複数のレイヤをサポートするようになり、各レイヤには独自のステートマシンがあり、すべてのレイヤが最終的なアニメーションにブレンドされ、モデルのパーツを個別にアニメーション化することが可能になっている。

 ほかにも、単一のテクスチャにパックされた一連のフレームに基づいて、アニメーションに必要なフレームを選択するのに役立つスプライトシートエディタが追加されるとともに、WebAssemblyサポートの改善、カスタマイズに対応したグラフ更新パイプラインの追加など、非常に多くの機能追加・改善が行われた。

関連リンク

この記事は参考になりましたか?

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事の著者

CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/17160 2023/01/12 09:00

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング