mablは、調査報告書「2022年DevOpsにおけるテストの状況」を公開している。
同報告書では、DevOpsの現状や、企業での採用を阻む要因、ソフトウェアデプロイメントのスピードなど、幅広い分野での調査が行われた。
DevOps採用の現状では、大企業の40%が自動化されたパイプラインを備えてDevOpsを完全に採用していると回答したように、多くの大企業がほぼDevOpsを採用している、またはDevOpsトランスフォーメーションに移行中である。一方で、DevOpsの完全採用は、中堅企業では11%、中規模企業では22%に留まった。
企業におけるDevOpsの可能性を最大限に引き出す阻害要因としては、「変化のプロセスの遅さ」(26%)、「優先順位付けの欠如」(15%)、「リーダーシップの欠如」(14%)といった文化的な要因を挙げており、「技術的な制限」(18%)や「予算の制約」(17%)などは特に影響しないとみている。
ほかにも、同報告書ではデプロイ頻度の変化とテストカバレッジやパイプライン自動化やパフォーマンステストの効果、組織におけるQAの価値観など、さまざまな調査結果を確認できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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