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柳井です。 塩野七生の「ローマ人の物語 終わりの始まり」(上中下)を読みました。今回は、本の中身についてだけではなく、装丁について感想を書こうと思います。 このシリーズの文庫本は、単行本を分冊にして出しています。そして今回読んでいて、それぞれの分冊の紙の厚さが違うことに気付きました。これは、分冊時に区切りがよいところで各巻を区切っているために、それぞれのページ数が違っていることが原因です。ページ数は違っていても本の厚さを揃えるために、紙の厚さを変えているのです。これは、本棚に入れた時の見栄えを考えた工夫です。 このように、見た目や使いやすさをよくするためにサイズを揃えるということは、他の分野でも行われています。例えば、荷物を運ぶコンテナやなどは、使いやすさを目的としてサイズを揃えているケースです。物の大きさを揃えてみる。そのことで、新しいビジネスチャンスが生まれてくるかもしれません。 |
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