ITエンジニア専門新卒向け就職支援エージェント「レバテックルーキー」は、プログラミング学習経験のある現役大学生・大学院生300名を対象に実施した「プログラミング教育に関する実態調査」の結果を2月21日に発表した。
本調査は、1月17日〜1月20日の期間にWebアンケート調査で実施され、プログラミング学習経験がある大学生・大学院生300名から有効回答を得ている。
プログラミング経験がある現役大学生・大学院生のうち、学習を始めた時期として最も多かったのは「大学生以上(62.7%)」となり、次いで、「高校生(25.7%)」「中学生(8.3%)」という結果になった。
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プログラミング言語を学び始めたきっかけで最も多かったのは、「授業でプログラミングに触れて興味を持った(41.3%)」だった。次いで、「就職活動の準備(22.0%)」「PCを触るのが楽しかった(17.7%)」と続いた。全体の4割以上の学生が、学校の授業を機にプログラミング学習を始めていることが明らかとなった。
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プログラミング言語の学習方法は、「学校の講座を受ける(71.3%)」が最も多く、次いで「YouTubeなどの動画サイトを見る(25.3%)」「書籍を読む(24.3%)」という結果になった。授業でプログラミングを学ぶ学生が大半を占める一方、約半数の学生がYouTubeや書籍などを使って独学で勉強していることがわかった。
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プログラミング学習にかかった費用で最も多かったのは、「1万円未満(66.3%)」となった。
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プログラミング学習中に挫折経験があると回答した学生は、全体の67%という結果になった。
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挫折した理由として最も多かったのは、「不明点を聞ける環境がなかった・エラーが解決できなかった(50.7%)」だった。次いで、「モチベーションを維持できなかった(37.8%)」「勉強方法が分からなかった(32.3%)」と続いた。
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