米GoogleのAndroid開発チームは、Android用のUIツールキットであるJetpack Composeを使ってAndroid開発を学べる、「Android Basics with Compose」の全コースが利用可能になったことを、2月27日(現地時間)に発表した。
「Android Basics with Compose」コースは、Jetpack Composeを使ってAndroidアプリを作成する方法を学べるよう設計されており、学習過程にはKotlin、Androidアプリのアーキテクチャ、一般的に用いられるJetpackライブラリの基礎が含まれている。
ViewとComposeの相互運用性に関するユニットも含まれているので、従来のViewベースのUIツールキットによって構築された既存アプリへの、Composeのスキルの適用も可能になる。
同コースは、以下の8ユニットに分かれている。
- Kotlinプログラミング言語の基礎
- Composeを使用した基本的なユーザーインターフェイスの構築
- Composeでのデータと状態の操作
- ナビゲーションを使用した複数の画面を持つアプリの構築
- RoomとDataStoreを使用したデータの永続化
- リモートデータや画像の取得
- WorkManagerを使用したタスクのスケジューリング
- ComposeとViewを同じアプリで並行して使用する
いずれのユニットも、Jetpack ComposeとAndroid開発のさまざまな側面をカバーする。また、各ユニットにはコンテンツの理解を深めるのに役立つ実践的な演習をはじめ、クイズや自由形式のプロジェクトを豊富に用意している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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