米MongoDBは、同社が提供するフルマネージド・データベース・サービスである「MongoDB Atlas」に、Amazon Web ServicesのInfrastructure as Code(IaC)環境である「AWS CloudFormation」と、「AWS Cloud Development Kit(CDK)」が対応したと2月28日(現地時間)に発表した。
MongoDB Atlasは、ドキュメント指向データベース管理システム「MongoDB」の機能をフルマネージドな形で提供するサービス。MongoDBが提供しており、Amazon Web Services、Google Cloud Platform、Microsoft Azureの3大パブリック・クラウド・サービスで提供している。
今回はMongoDB Atlasでも、Amazon Web Servicesで提供しているサービスにIaCの機能が加わった。AWS CloudFormationを利用して、サーバーやクラスタの構成や、バックアップやレストアなどの動作をコードの形で記述できるようになった。
AWS CloudFormationを利用する場合、サーバーの構成や動作などを定義するファイルはJSON形式かYAML形式で記述する必要があるが、記述量が多くなりがちで、開発者にはあまりなじみのない形式だ。そこで今回はAWS Cloud Development Kit(CDK)にも対応した。CDKを利用すれば、JSONやYAMLで記述していた内容をプログラミング言語で記述できるようになる。まずはJavaScriptとTypeScriptによるファイル記述に対応する。続いて、2023年内にPython、Java、Go、.NETに対応する予定だという。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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