クラフターは、同社の提供するChatGPTをビジネス利用で安全に活用できるようにする業務効率化ツール「Crew」における、個人情報判定基準の大幅なアップデートが完了したことを、7月19日に発表した。
今回、行われたアップデートでは、エンジニアによるライブラリのチューニングによって、日本国内の地名に対応した個人情報の判定基準をライブラリに設定可能となっており、日本の都道府県市町村名や、国内で発番される電話番号を検知しやすくなっている。
同アップデートを通じて、日本の住所を自然に文節で切ることができるようになったほか、電話番号も桁数に応じて検知可能となり、これまでは誤って検知されてしまっていた個人情報でない情報も、適切に検知できるようになる。
「Crew」は、企業・行政がChatGPTを手軽かつ安全に使えるようにするサービスで、高度な権限管理やセンシティブな情報の検知、グループ共有、社内書類の管理といった機能を備えている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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