約7割の若手が「スタートアップへ転職したい」と回答、34歳以下の若手に「スタートアップへの転職」意識調査を実施

　エン・ジャパンが運営する若手ハイキャリア向けスカウト転職「AMBI」は、 34歳以下のユーザーを対象に実施した「スタートアップへの転職」についてアンケートの結果を8月17日に公開した。

　本調査は、6月15日〜6月30日の期間にインターネット上で行われ、「AMBI」を利用する34歳以下のユーザー1067名から有効回答を得ている。

　スタートアップ企業への転職についてどう思うかという質問では、67％が「転職したい」（積極的に転職したいが9％、条件次第では転職したいが58％）と回答した。所属企業規模別で見ると、現在スタートアップ／ベンチャー企業に所属している人のほうが、スタートアップ企業への転職について前向きなことが分かった。

　スタートアップ企業へ「積極的に転職したい」「条件次第では転職したい」と回答した人に、その理由を聞くと、トップは「今後のキャリアアップのために多様な経験を積みたいから」（53％）となった。

　一方、スタートアップ企業について「検討はするが、どちらかといえば転職したくない」「転職したくない」と回答した人の理由トップは「企業の将来性が不安だから」（62％）だった。大手・中小企業所属の方は全体と大きな違いはなかったが、スタートアップ／ベンチャー企業所属の方の理由トップは「急激な変化が多そうだから」（72％）だった。

　自分に合う企業を判断する時、参考になると思うもの1位は、71％で「口コミサイト」。次いで64％で「企業の採用HPやコーポレートサイト」となった。

　続いて、参考にしている媒体を通して詳細を知れると嬉しいことを聞くと、トップ3は具体的な仕事内容（76％）、給与や昇給イメージ（73％）、会社や社員の雰囲気（67％）となった。