アスクルは、自社専用対話型生成AIツールを全社に導入し、実業務で活用を開始したことを11月16日に発表した。
今回導入したツールは、Microsoftが提供する「Azure OpenAI Service」を利用する自社専用対話型生成AIツール。社員は、同ツールにダイレクトメッセージを送ったり、メンションしたりすることで、チャットボットと対話が可能で、セキュリティが担保された環境で利用が可能。例えば、既存のチャンネルやグループで会話をする中で、チャットボットを会話に追加することができ、アイデア発案や文章の要約などを自社専用対話型生成AIツールに依頼することができる。
今回の自社専用対話型生成AIツール全社導入にあたり、社内では教育体制を構築し、基本的な使い方やセキュリティ上の注意については全社員を対象に必須受講のオンライン学習を実施する。講座では、チャットボットへの質問のコツや質問の向き不向きなどを習得する。また、社内勉強会の機会も設けることで、希望者はツールの特性や詳しい使い方についても学習が可能。実践も交えた講習とすることで、理解を深めると共に実業務での活用を促進する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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