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ガートナージャパン、2024年に日本企業が押さえておくべきクラウド・コンピューティングのトレンドを発表

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 ガートナージャパンは、同社が11月13日〜15日にグランドプリンスホテル新高輪 国際館パミール(東京都港区)にて開催した「Gartner IT Symposium/Xpo 2023」にて、2024年に日本企業が押さえておくべきクラウド・コンピューティングのトレンドを、11月15日に発表した。

 ガートナージャパンが提唱する、2024年に日本企業が押さえておくべきクラウド・コンピューティングのトレンドは以下の通り。

  • 2026年問題
  • クラウドの正しい理解
  • コスト最適化
  • ハイブリッド・クラウド/Newオンプレミス/オンプレ回帰
  • マルチクラウド
  • サービス・ファクトリ
  • 生成AI
  • ハイパースケーラのトレンド
  • ソブリン・クラウド
  • クラウド人材・組織
  • クラウド戦略

 ガートナージャパンのディスティングイッシュト バイス プレジデント アナリストである亦賀忠明氏は、

クラウドを取り巻く環境は急速に変わりつつあります。業務にデジタルを活用するというレベルを大きく超えた「デジタルを前提とする新しい産業」、すなわち「産業革命」の時代が到来し始めており、そこではクラウドがオプションではなく必須要件となります。すべての企業や組織は、時代の変化やクラウド・コンピューティングの進化に対応し、「クラウドは使えるのか」「クラウドはコストが下がるのか」といった「基本の確認」の継続から脱却し、次のステージに向けてリテラシーを加速度的に高める必要があります。こうした企業は、クラウドの先行企業と比べるとすでにかなりの周回遅れになっています。

と指摘するとともに、

日本企業はいつまでもクラウドについての同じ議論をしている場合ではありません。2024年はクラウド戦略のスコープとフォーカスを再設定し、2030年以降を見据えて、テクノロジを駆使したさまざまな取り組みを推進させる必要があります。

と述べている。

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