米Dockerは、Dockerコンテナのビルド過程をGUIで確認できる機能「Builds View」をDocker Desktopに導入したと12月6日に明らかにした。Builds Viewは、同日に公開したDocker Desktop 4.26で利用できる。
Builds Viewは、ビルド時の実行内容やエラーなどを細かく記録しておき、ビルド終了後に開発者が詳細な記録を確認しやすくした機能。これまでは、ビルド記録を確認するにはコマンドを使う必要があったが、記録をより見やすくすることや、初心者でも簡単に使えることを目指して、Builds Viewを導入した。
この新機能を使うことで、ビルドにかかっている時間や、ビルドの過程で発生しているエラーなどを確認しやすくなる。記録を文字列で見せるだけでなく、グラフなどの形でも表示することで、表示をより分かりやすいものにしている。
開発者はビルドに時間がかかりすぎていたり、ビルド中にエラーが発生していたりといった問題を発見したら、関係するプログラムを確認して問題を解消できるが、Builds Viewを利用することで、問題発見が容易になり、短時間で済むようになる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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