コンテンツ駆動WebサイトのためのフレームワークであるAstroの開発チームは、最新バージョンとなる「Astro 4.2」を1月18日(現地時間)にリリースした。
Astro 4.2では、prefetch機能によってSpeculation Rules APIを使用したページの事前レンダリングが実験的にサポートされるとともに、デフォルトルーティングシステムの基礎となるフラグが同じく実験的に追加されている。同フラグを有効化することで、injectRoute()API を使用して挿入されたルートとリダイレクトは、ファイルシステムからのルートと同じ優先順位に従うようになる。
さらに、redirectToDefaultLocaleオプションによって、prefixDefaultLocale: trueが設定されている場合に、ルートのデフォルトロケールへの自動リダイレクトが無効になるよう設定可能になったほか、バージョン4.0でAstro Devツールバーに追加されたアクセシビリティルールが、より正確になるよう改良された。
ほかにも、リマークプラグインがMarkdownファイル内で画像を最適化する方法をカスタマイズできるようになるなど、さまざまな機能追加・改善が行われている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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