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エンジニアスタイル東京、2023年のITフリーランス動向調査の結果を発表

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 ボスアーキテクトは、2023年におけるフリーランスエンジニアの月額案件単価の推移、言語別単価ランキングの推移、フレームワーク別単価ランキングの推移に関する調査データを、1月25日に発表した。

 同調査は、同社の運営するフリーランスエンジニアやデザイナーのための求人・案件サイト「エンジニアスタイル東京」に掲載された、34万件超のデータをもとに集計しており、今回はフリーランスエンジニアのフレームワークごとの平均の月額案件単価をまとめて紹介している。

 調査結果によれば、1月から3月にかけては月額単価が徐々に増加しているが、これは新年度のプロジェクト開始や予算配分の変化などが理由として考えられる。とりわけ、新年度の計画が始まる企業が多いため、フリーランスエンジニアへの需要が高まり、それにともなって単価が上がる傾向にあると推測される。

 一方で、4月は年度はじめのプロジェクトが安定する時期であり、一時的な需要の減少や予算の再調整があったのか、あるいは新たな人材の市場参入が多い時期であり、供給量の増加による一時的な単価の減少の可能性も考えられるが、顕著な単価の減少がみられた。

 5月以降は再び増加し、とりわけ6月から12月にかけては比較的高いレベルで推移しており、この時期は多くの企業が中期的なプロジェクトを進行させており、経験豊富なフリーランスエンジニアの需要が高まる傾向にあることが単価の上昇につながったと考えられる。

 全体的には、2023年のフリーランスエンジニアの月額単価は比較的安定しており、特に後半は高い水準を保っていた。このような傾向は、技術の進化やDXへの需要の高まり、経験豊富なエンジニアへの需要の安定に起因するとみられる。

 プログラミング言語の単価ランキングでは、Flutterの台頭もあってか、Dartが年間を通して非常に高い人気を保っている。また、TypeScriptやSolidityも年間を通して上位にランクインした。そのほか、Goも一定の人気を得ている。

 フレームワーク別の単価ランキングでは、Svelteが年間を通して高い人気を維持したほか、Flutter、Yii、Amon2、Ginが高い人気を示した。

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