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これだけは押さえておきたい! AWSサービス最新アップデート

痒いところに手が届く!インフラ構築・運用に役立つAWSの最新アップデート【re:Invent 2023 Recap】

第19回 Console-to-Code、Fault Injection Service、Security Hub

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 本連載では、AWSに関して、なかなか時間がとれず最新のアップデートを追えていない方や、これからAWSを利用したいと考えている方に向けて、AWSから発表される数多あるサービスアップデートのうち、NTTデータのITスペシャリスト達がこれだけは押さえておくべきと厳選した内容を定期的に紹介します。本記事では、AWS利用者の多くに要望されていた機能を紹介します。

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はじめに

 2023年11月に開催されたAWS re:Invent 2023では4日間で100を超えるサービスアップデートが発表されました。その中から多くのAWS利用者がうれしいと感じると思われる3つの機能アップデートを紹介します。

IaC化がはかどる「Console-to-Code」

 昨今はCloudFormationAWS CDKなどの技術を使って、AWSリソースの設定をプログラムコードとして管理するIaC(Infrastructure as Code)を行うことは一般的になっているかと思います。ですが、これからIaC化を進めようとされている方にとっては、ゼロからCloudFormationなどのIaCを作成するのは、なかなかハードルが高いでしょう。

 Console-to-Codeは、AWSマネジメントコンソール上の操作を記録して、それをIaCとして出力してくれる機能です。完成されたコードが出力されるため、IaC化のハードルをぐっと下げてくれる大変うれしいアップデートだと感じています。

Console-to-Code
Console-to-Code

 記事執筆時点では米国東部(バージニア北部)リージョンのみの利用かつ、プレビューではあるのですが、この機能が早く東京リージョンにきて、GAされるのが大変待ち遠しいです。

 JSON形式およびYAML形式のCloudFormationとJava、PythonおよびTypeScript言語でのCDKとして出力可能です。最近はCloudFormationだけではなく、CDKでIaCを実現する方も多くなっていると思いますので、出力形式としてCDKに対応しているのもポイントが高いです。

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この記事の著者

奥村 康晃(株式会社NTTデータ)(オクムラ ヤスアキ)

 NTTデータ入社以来、クラウドサービスのAPIを連携させることで効率的な管理を可能とするクラウド管理プラットフォームの開発に従事。現在では、クラウド導入の技術コンサルや組織での技術戦略立案にも携わる。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/19019 2024/02/16 11:00

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