「事例インタビュー」連載一覧
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2018/12/27
技術顧問だから、VPoEだからこそできること――社外の知見を社内の文化として浸透させるためには?
2015年8月、Yahoo! JAPAN開発部長やクックパッド技術部長を務めていた井原正博氏を技術顧問に迎え入れ、エンジニアマネジメント責任者を務めていた是澤太志氏と力を合わせて開発体制の刷新および事業領域の拡大を図っていたSpeee。2017年11月末に是澤氏がSpeeeから離れ、改革を進めてきた2人の業務を引き継いだのは今年5月、SpeeeにVP of Engineering(VPoE)として入社した大場光一郎氏である。現在では引き継ぎが進み、井原氏も現在は週1回の出社頻度となり、徐々に技...
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2018/02/26
150ものWebサービスを支える大規模インフラチームがSREを採用! サービスごとに異なる課題に立ち向かい、未来を見据えた技術者集団へ
デジタルビジネスを支える新たな考え方として注目される「SRE(Site Reliability Engineering)」。変化の激しいデジタルサービスに、快適かつ安全なITインフラを迅速に提供する手法としてGoogleが提唱し、日本でも先進的なスタートアップを中心に次々と採用されている。多数のデジタルサービスを手がけ、今やIT業界の「ベテラン格」ともいえるリクルートグループでも、SREに特化した組織を2017年4月よりリクルートテクノロジーズ内に創設。積極的な展開を進めている。その立ち上げに...
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2017/04/10
単なる技術の指導者にとどまらず、組織を本気で変革していく――元クックパッドの井原氏が取り組む「組織顧問」という考え方
2007年11月にWebマーケティング事業を展開する企業として設立され、2017年には10周年を迎えるSpeee。同社では設立8年目の2015年8月に開発体制の刷新および事業領域の拡大を目的として、Yahoo! JAPANやクックパッドで技術部長を務めていた井原正博氏を開発部の顧問に迎え入れた。顧問就任から1年半、井原氏は技術の指導だけにとどまらず、「組織改革」という大きなミッションにも取り組んできたという。Speeeの組織はどのように変化し、これからどこへ向かおうとしているのか。エンジニアマ...
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2016/01/06
増加する「ハイブリッドクラウド」環境でDevOpsが直面する大きな課題/公衆無線LANサービスを提供する「Wi2」は、どのようにその解決に取り組んだか
ITインフラに関する技術の進歩とビジネス環境の変化によって、企業システムに「オンプレミス」「プライベートクラウド」「パブリッククラウド」が混在する「ハイブリッドクラウド」が増加している。ハイブリッドクラウドは、多くの企業にとって現実的な選択肢となる一方で、新たな課題も生んでいる。今回特にシステム開発・運用における「DevOps」の観点から、ハイブリッドクラウド環境における課題とその解決にどのように取り組むべきかを、公衆無線LANサービスで知られる「株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)」...
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2014/03/28
「エキスパートエンジニアが支える成長サービスのバックエンド構築と若手エンジニアのチャレンジ」――博報堂アイ・スタジオのエンジニアが語る、Yahoo! JAPAN年賀状の舞台裏
博報堂アイ・スタジオは近年、受託系の開発や制作だけでなく、自社事業への取り組みも拡大しており、企業からエンドユーザーまで幅広いクリエイティブソリューションを若い力を活用しながら展開している。中でも、Yahoo! JAPAN年賀状プロジェクトは、2010年に同社初の自社事業として立ち上がって以来成長を続け、プロジェクトチームは、プロデューサーから、クリエイティブやエンジニアまで総勢20名にも及ぶWeb制作のエキスパート集団で形成されている。
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2014/03/20
Wordからの脱却! 洗練されたテクニカルドキュメント管理ソリューション「FrameMaker」で実現する長く信頼できるシステム基盤とは
「テクニカルコミュニケーション」という言葉を聞いたことがあるだろうか。主に技術的、実務的な情報を正確に他者に伝えるための一連のプロセスを示している。この言葉は、古くは半導体や航空機などの大規模な製造業で使われ、近年では医療機器をはじめ、あらゆるジャンルの産業機械製造分野などでも、重要性が改めてクローズアップされている。
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2013/12/10
SoftLayer導入でスマートフォン向けアプリの海外展開を支援――マネージドホスティングサービス「DATAHOTEL for App.」
企業におけるデータセンター利用に関する指標の一つに、サーバなどのリソースが国内にあるかどうかという点がある。主にコンプライアンスやメンテナンス面での要件から、自国内、あるいは首都圏に近いかどうかを重要視するからである。
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2012/12/03
ニーズ高まる業務アプリの「ハイブリッド開発」 -その効率を高める方法
スマートフォンやタブレットといった「スマートデバイス」の普及が進む中、アプリの開発者にとっては、「複数のプラットフォームに向けたアプリケーションを、いかに効率的に開発し、運用していくか」という課題が生まれている。その課題を解決するものとして注目を集めているのが「MEAP」と呼ばれる環境だ。今回、IBMが提供するMEAP製品である「IBM Worklight」をお客様への提案プラットフォームとして採用を決定した情報技術開発(tdi)の黒澤勇紀氏に、同製品を選んだ理由と具体的な活用方法について話を...
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2010/06/30
スモールスタートできて、自在にスケール コストや手間を最小限に抑える国産クラウド
ニフティが2010年1月から開始したクラウドコンピューティングサービス「ニフティクラウド」。VMwareで仮想化されたサーバー資源を利用でき、短時間で利用/停止できるオンデマンド性や、時間単位の従量課金、国内データセンターによる高いパフォーマンスなどを特長としている。5月末には200社の導入を達成した同サービスのメリットや導入事例について、営業本部サービスソリューション営業部の池川奈津子氏に聞いた。
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2009/10/15
ECサイトにも着実に浸透が進むRIA Adobe Flexをビジネスに適用する勘所とは
最近は「ECサイト」の現場でもリッチインターネットアプリケーションのニーズがだいぶ高まってきているという。そこで今回、RIAの代表的な技術の一つ「Adobe Flex」を利用してサイト内のサービスをリニューアルした株式会社MonotaROと、制作を請け負った有限会社ジェネフィックス・デザインの担当者に、発注や開発の背景について伺ってみた。
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2009/08/19
マッシュアップでWebサービス開発が20分で可能に ――東京ガス、MashupHubを技術検証
マッシュアップというと、オープン系のAPIやWebサービスを組み合わせて、主にエンドユーザー向けのサービスを構築するというイメージが強い。反面、エンタープライズ用途でマッシュアップというとあまりなじみがないかもしれない。東京ガスでは、業務システムなどに応用するWebサービスの開発効率を上げるため、IBM InfoSphere MashupHubを利用したシステムを構築し、実証実験を行ったという。その経緯、効果、課題などを東京ガスに聞いた。