Object-Oriented Conference 2024 開催概要
Object-Oriented Conferenceとは? 初開催のきっかけも紹介!
Object-Oriented Conferenceはどんなイベントですか?
オブジェクト指向をテーマに、多様な開発者が集まるイベントです。マルチパラダイムなプログラミング言語の多くが、オブジェクト指向プログラミングをサポートしているため、オブジェクト指向はほとんどの開発者が関わるであろう技術です。どんな人でも楽しめるよう多様なセッションが用意されていて、廊下での会話のネタに困ることもないでしょう。
また、今回のカンファレンスでは、参加者が自ら考えたり手を動かしたり、よりカンファレンスに没入できるような仕掛けをたくさん準備しています。トラックGでは1日を通してワークショップやラウンドテーブルが企画されているので、実践的な学びを得ることができます。さらに、オープンなLTセッションも開催されているため、当日大講堂で飛び込みトークをすることもできます。これらを通してイマーシブなカンファレンスを体験していただけたらと思っています。
OOCが始まった経緯と歴史について教えてください。
はじまりは、2020年に当時の実行委員長が「こういうイベントをやりたい!」と言い出したことです。2020年のOOC(OOC2020)は、この呼びかけに今回の実行委員長であるariaki氏とコアスタッフ何名かが反応して実施する運びになりました。OOC2020の開催時は、ドメイン駆動設計が改めて注目されていた頃だったので、そういう意味でも盛り上がっていたと思います。
OOC2020開催後は、新型コロナウイルスの影響でさまざまなカンファレンスが中止になったり、オンライン主体に移行したりしました。OOCでは、コアスタッフの「オフラインでの開催をしたい」という思いからしばらく開催を見合わせていました。その後、2023年頃からオフラインカンファレンスができそうな展望が見えたため、今年2024年に4年ぶりの開催することになりました。
イベントはどんな体制で運営されていますか?
前回のOOC2020のスタッフのうち、数名がコアスタッフとして残りつつ、新しいメンバーを多く迎えて、現在は14名のアクティブメンバーで運営しています。注目すべき点としては、新しく参加したメンバーのほとんどがカンファレンス運営初経験(!)の中で試行錯誤しているところです。
バックグラウンドが異なる人たちが集まっているのも特徴で、富山や大阪など遠方に住んでいるメンバーもいるので、定期的なオンラインミーティングを中心にイベント運営を進めています。