米Anacondaと米Teradataは、新たな提携によるPython/RパッケージのTeradata VantageCloudエンドツーエンドにおける、AI/機械学習モデルを運用するための強力な分析エンジンである、ClearScape AnalyticsとAnacondaリポジトリとの連携を、4月10日(現地時間)に発表した。
ClearScape AnalyticsとAnacondaリポジトリとの連携によって、企業は大規模なデータサイエンスやAI/機械学習、生成AIプロジェクトを開発、運用できるため、ビジネス価値の高いコスト効率での獲得が可能になる。
具体的には、Python/Rパッケージを使用して開発されたAI/機械学習を迅速に展開および運用できるようになるとともに、VantageCloud Lake上のPython/Rが有する多彩な機能を活用して、データの可能性を大規模かつ最大限に引き出せるようになる。また、大規模なデータサイエンス、豊富なAI/機械学習、生成AIユースケースなどの中から、その時々の自社の環境にもっとも適したパッケージやバージョンを柔軟に選択・活用できるほか、知的財産権の漏えいを心配することなく、Python/RモデルのVantageCloud Lakeへの安全な導入を可能にする。
Teradata VantageCloud Lakeのユーザーは、追加費用なしでAnacondaリポジトリからPython/Rパッケージをダウンロードできるようになる。Pythonパッケージは現時点ですでに利用可能となっており、Rパッケージは2024年中のリリースを予定している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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